いつまでも、胸張って住み続けられる地域へ。
花プロジェクト市東とは
花プロジェクト市東は、「石神なの花会」の理念と活動に共感し、2018年より市原市市東地区で始まった種まきプロジェクトです。
美しい里山を残したい ――。
その思いが礎となり、共感者が集い、市東地域ふるさと再生協議会のメンバーを中心に「花プロジェクト実行委員会」が生まれました。
この地域には「ない」ものがたくさんあります。たとえばショッピングモールや娯楽施設、都心部のような華やかな雰囲気はありません。半面、「ある」ものもたくさんあるのです。それはつまり、市東地域の人々が愛する里山であり、自然の持つさまざまな景観であり、何よりも、この地域で暮らす人々の心のつながり。
「ない」ものを求めることはやめにしましょう。「ある」ものを守り、育て、繋いでいくことのほうが、きっと価値があることだと思っています。
この地域に「ある」里山や自然豊かな土地に花を植えましょう。
花の持つ不思議な力が、きっとこの地域に拡がり、多くの人の笑顔であふれるはずです。
一面に拡がる花畑の中で、老若男女を問わず、この地域で暮らす人々が笑顔で語らう――。
そんな日本の原風景でありながら、近い未来の風景を思い描きながら、花プロジェクト市東という活動を育てていきたいと考えています。
花を植えよう、花を咲かせよう。この地域と子どもたちの心、いっぱいに。
花プロジェクト市東の中で私たちができること、それはきっと、次代を担う子どもたちへ美しい風景に彩られたステキな地域を手渡すことだと考えています。
それを受け取った子どもたちがどう感じるか、そしてどのような行動を起こすか、それは彼らに任せるしかないように思います。
花を植え、多くの花が咲き乱れた結果、この地域の子どもたちの心に何が芽生えるのか、私たちはその答えを見るためにこの活動を続けてまいります。
市原市内全域に、この活動が広がることを願って
市原市南部の小湊鉄道沿線の石神なの花畑では、鉄道から見える景色を菜の花でいっぱいにしよう、そんな取り組みを10年前から続けてきました。
また、菜種油の販売や、地域の食材を用いた屋外レストランの実施、養蜂による新たな生業作りなど、この菜の花畑からさまざまな活動が展開されています。
小湊鉄道沿線で始まったこの活動ですが、市内全域に広がっていくことを楽しみにしています。風景は自分たちで作ろう!
2019年の活動とスケジュール
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集合・種まき体験(10:00〜)
日本リノ・アグリ事務所前に集合し、市原市を象徴する花、菜の花やクローバーなどを思い思いの場所で種まきを行います。花いっぱいのふるさとを目指して、市東地域の里山にたくさんの花の種をまいていただきます。 -
昼食会・タウンミーティング(12:00〜)
昼食会兼タウンミーティングです。種まきイベントが終わったら、楽しい昼食の時間です。地元で採れた食材を使った安心で安全な昼食をみんなで作りましょう。そして、食べながら語り合いたいのが「この地域の未来」。たくさんの意見を聞きたいと思っています。 -
みつばちの巣箱見学(13:00〜)
昼食が終わったら、ワンドロップファームでみつばちの巣箱見学会を行います。なかなか見ることのできないみつばちの生態を、この機会にぜひご覧ください。参加者にはお土産があるかも!?
※参加希望者のみのプログラムです。
花プロジェクト市東の成功にご協力ください。
花プロジェクト市東は、まだまだ始まったばかりのプロジェクトです。協議会・実行委員会のメンバー全員が試行錯誤を繰り返しながら、育てていきたいと考えています。
市東地域で暮らす大人たちが、子どもたちに手渡したい思いをこめた種まきイベント。創り上げ、育て上げるためには多くの方の力と支援が必要です。私たちの思いに共感してくださる方の協賛をお願いしております。