豊増です。
ちょっと前のことですが、農水省が実施している「中山間地域における地域特性を活かした複合経営実践モデル」事業の一貫で、アグリビジネスリーダー養成塾、という講座の第1回目の講義(といっても30分の事例発表ですが、、、)を担当させていただきました。

「アグリビジネスリーダー塾」の詳細については、下記マイナビさんのサイトに詳しいのでそっちをみていただければと思いますが、

中山間地域だからこその価値を生み出す 北海道むかわ町4代目農家の思い【アグリビジネスリーダー養成塾・受講生募集中!!】

地方移住や、条件不利な中山間地域でも農業を軸に他の事業と組み合わせてうまくやっていく方法がありますよ、みたいなモデル事業を農水省もいろいろと試算していたり、実際にそうした事業をおこなっている経営の事例を学ぶ場を作ったり、というのがこの事業の主眼のようです。

で、どんな話をしたかといいますと、
「レジリエンス」をテーマにお話をさせていただきました。

中山間地域や条件不利地における経営で、おそらくもっとも大きなリスクと思われるのが、災害時の被害の大きさ、復旧までにかかる時間、だと思います。

当日の発表で使用したスライドをちょっと挙げますが、ひとたび災害に見舞われれば、そもそも畑に行く道が1本しかなかったり、復旧がどうしても人口の多い市街地優先になったりして、通常の仕事ができるようになるまでに相当の時間がかかることは容易に想像できます。

そうしたダメージはある程度あるということを想定して、それでも「折れない」現場づくり、経営をどうしていくか、みたいなことを、実際に僕が悩んでいることも含めてお話ししました。

「アグリビジネスリーダー塾」ということではありましたが、当社もまだまだ失敗の連続で、決して成功企業ではないので、本来もとめられた「成功事例」のお話はできなかったかもしれませんが、失敗しないための事例、ということでお役に立てたのではないかと思います。
(あとで事務局の方にうかがった範囲では大変好評だったとのこと、、、)

そんな感じで、年に何回かはいろいろな講義や事例発表を担当させていただいていますので、そんな様子もせっかくなのでここで少しずつご紹介していきたいと思います。

#農水省 #アグリビジネスリーダー塾